SGHD・松本次期社長「過去にとらわれない新しい発想で様々な施策にチャレンジ」

SGHD・松本次期社長「過去にとらわれない新しい発想で様々な施策にチャレンジ」

会見で表明、全ての事業領域を強化

SGホールディングス(HD)次期社長への昇格が決まった松本秀一代表取締役は4月28日、オンラインで開催した2023年3月期連結決算会見の席上、「不確実性が高まる社会や経済環境の下、社長を拝命することに大きな責任を感じている。同時に、グループのこれからの成長にリーダーとして関わっていくことへの期待感も高まっている」と抱負を語った。


会見する松本代表取締役(オンライン中継画面をキャプチャー)

松本氏は「当社グループの業績は非常に厳しい状況を迎えているが、これをチャンスと捉え、過去にとらわれない新しい発想で様々な施策にチャレンジし、社会インフラを担う総合物流企業グループとして、本当の意味での真価を発揮する時と考え、グループをけん引していく所存だ」と強調。新たな事業領域にも積極的に取り組んでいく姿勢を示した。

さらに、「これからもグループ一丸となって全てのステークホルダーの皆様から信頼され、選ばれ続ける企業グループとして成長するため、事業活動に真摯に取り組む」と語った。

社長就任後に強化したい事業領域を問われたのに対し「今、私どもが取り組んでいる全てのことが重要と考えている。先入観や過去にとらわれず、これから私どもが行うべきことを、ステークホルダーとしっかり意見交換しながら、これから向かう方向全ての部分で強化していきたい」と述べた。

会長職に専念する栗和田栄一氏との役割分担に関しては「私がグループの経営をけん引し、栗和田会長には足りない部分を補っていただきつつ、一段上からの目線で、過去の経験などを踏まえて助言いただきたい」と説明した。

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事