昨年同時期を大幅超え
米アマゾン・ドット・コムは9月20日、今年の年末商戦に向け、米国内で、期間限定で25万人を雇用すると発表した。このうち3万人はカリフォルニア州全域から採用する予定。
インターネット注文が急増するのを見越し、フルタイムとパートタイム、季節従業員としてそれぞれ雇用する。
同社は毎年、休暇の時期などに臨時で大量に従業員を採用、商品取扱量の増大をカバーしている。米メディアによれば、昨年年末の採用規模(15万人)を大きく超えているという。
同社でワールドワイドオペレーション担当上級副社長を務めるジョン・フェルトン氏は「アマゾンにとってホリデーシーズンは常に特別な時期であり、全国の顧客へのサービス提供を支援するため、今年は25万人を追加採用できることに興奮している。今日入社するフルフィルメントや運輸部門の従業員は今後3年間で13%の賃上げが見込まれる」とコメント。待遇改善に注力している姿勢をアピールした。
(藤原秀行)