中古車販売のカーチスHD、運送事業者支援強化へ10月に新会社設立

中古車販売のカーチスHD、運送事業者支援強化へ10月に新会社設立

M&Aアドバイスや車両買い取りなども想定、「総合物流商社」目指す

中古車販売のカーチスホールディングス(HD)は9月20日、運送事業者を支援する「物流管理プラットフォーム事業」などを手掛ける新会社「カーチスロジテック」(東京都千代田区紀尾井町)を10月6日付で設立すると発表した。カーチスHDの100%子会社となる。

カーチスグループは2022年3月期から、トラックのリースバックを展開。運送事業者のキャッシュフロー改善などをサポートしてきた。

今後はさらに取り組みを強化。新会社が一般貨物自動車運送事業許可と貨物利用運送事業登録を取得し、運送事業者の資金繰りなどを支援。さらに運送事業者のM&Aに関するアドバイスや商用車の買い取り販売、リースとリースバック、金融の各事業も手掛ける予定。

カーチスHDは「総合物流商社となることを目的としている」と説明している。

カーチスHDは当初、神奈川県を地盤とする運送事業者のエム(同県厚木市)を買収して「カーチスロジテック」に社名を変更、運送事業者の支援を強化する方針だったが、自ら新会社を立ち上げることに変更、買収を取りやめた。

カーチスHDはその理由について「エム自体には問題がなかったものの、本件を仲介した人物が関与する運送会社に運送事業上の疑義が生じ、慎重な調査を行った結果、株式取得を中止し、新たに子会社を設立することにした」と話している。

(藤原秀行)

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