Gaussy、都内初・国内2拠点目の倉庫ロボット体験型ショールームを東京流通センターの「物流ビルA棟」に開設へ

Gaussy、都内初・国内2拠点目の倉庫ロボット体験型ショールームを東京流通センターの「物流ビルA棟」に開設へ

立体型仕分け機など公開、導入前の質問・相談に対応

三菱商事やプロロジスなどが出資しているGaussy(ガウシー)は11月17日、倉庫ロボットの導入支援サービス「Roboware(ロボウェア)」に関し、東京流通センター(TRC)が2023年8月末にリニューアルオープンした「物流ビルA棟」(東京都大田区平和島)内に、最新の倉庫ロボットを集めた体験型ショールームを12月に開設すると発表した。

Gaussyとして都内初、国内2拠点目となる新ショールームは、実際に触れ操作を体験することで倉庫ロボットをより身近に感じてもらい、導入のイメージをより具体化すること
を目指す。導入時の障害や問題点をあらかじめ相談できる場としても運営する。

新ショールームはRobowareのラインナップの中から人気のロボットを展示する予定。12月のオープン時は、立体型仕分けロボットと自律型ナビゲーションロボットをお披露目する。実際のロボットを見て触りながら、その場で質問・相談してもらえるようにする。

立体型仕分けロボットのOmni Sorter(オムニ・ソーター)Omni Sorterは中国HC Robotics製で、省スペースと自動高速仕分けが特徴。設置や移設の負荷が少なく貨物量に合わせて柔軟に拡張できるほか、アパレルや食品、EC向けの雑貨や機械部品など、貨物の種類や形状に幅広く対応できることから、1年半で20社以上に導入されている。

ケースピッキングをアシストできる自律型ナビゲーションロボットは、中国の物流ロボットベンチャーForwardXの製品で、物流や食品、自動車、家電業界など、日系企業を含む大手グローバル企業を中心に500社以上の納入実績があり、アジアで出荷シェア1位という。同社の主力商品のFlexシリーズとMaxシリーズを展示する。

東京流通センター・物流ビルA棟モデルルームは倉庫区画内の一部を執務室・休憩室として利用する倉庫+αの具体的なイメージを体感できるほか、同社親会社の三菱地所による日本初の高速道路IC直結「次世代基幹物流施設」や「ロジクロスシリーズ」を紹介するパネルコンテンツが常設展示され、物流課題の解決に向けた総合的なソリューションを体験できるようになっている。

ショールーム概要
●住所
〒143-0006 東京都大田区平和島6-1-1
東京流通センター 物流ビルA棟(2階AE2-3モデルルーム内)
●最寄り駅からのアクセス
東京モノレール 「流通センター」駅 徒歩1分
JR「大森」駅 バス約12分
京浜急行「平和島」駅 バス約5分・徒歩20分
※当ショールームは事前予約制


(いずれもGaussy提供)

(藤原秀行)

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