ダイワコーポレーション、フォークリフト安全推進社内運動で期間中の事故件数が前年比6分の1に大幅減

ダイワコーポレーション、フォークリフト安全推進社内運動で期間中の事故件数が前年比6分の1に大幅減

過去最多の6営業所が「ゼロ」達成

ダイワコーポレーションは12月21日、今年9月1日~11月30日の3カ月間に実施した、フォークリフト事故ゼロを目指す社内施策「第5回安全強化運動」の結果を公表した。

平和島、品川、東京城南、ロジポート川崎、新山下、横浜磯子と過去最多の6営業所が目標を達成し、期間内の事故発生件数は3件で昨年度の19件から6分の1と大幅に減少した。

安全強化運動は品質管理を行うQMS推進部が主導し、2019年にスタート。期間中は各営業所内で社員の中から選出した安全強化運動リーダーが声掛けや見回り、勉強会の実施などを担い、社内ポータルサイトで各活動を紹介、全社で活動を展開している。

過去4回は期間内の自責事故発生件数平均が16.3件だったが、今回は3件と大きく減った。2024年度も全営業所でのフォークリフト事故ゼロを目指し、安全強化運動を実施する計画。

【参考資料】安全強化運動期間中の取り組み
■リーチフォークリフトに安全用 LED ラインライトアーチを取り付け
ロジポート川崎営業所など3営業所はリーチフォークリフトに、青色に光る安全用LEDラインライトアーチを設置。バック走行の際にブザー音が鳴るが稼働台数が多いと分かりづらいため、歩行者や他のフォークリフトから視覚でも位置が分かるようにライトを加えている。

■危険個所マップや無事故カウントアップなど掲示物を自作
平和島営業所とロジポート川崎営業所は安全強化運動のリーダーが庫内の危険個所マップを作成し、定期的に更新。庫内へつながる入り口や壁に掲示している。無事故継続が365日を超える平和島営業所と品川営業所は継続日数をカウントアップしている。

(藤原秀行)※いずれもダイワコーポレーション提供

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