資産運用大手の米ブラックロックグループ、いすゞ株式の5.04%所有し主要株主に浮上

資産運用大手の米ブラックロックグループ、いすゞ株式の5.04%所有し主要株主に浮上

三菱商事や伊藤忠に次ぐ規模、トヨタ超えか

世界最大級の資産運用会社、米ブラックロックグループが、いすゞ自動車の株式を5.04%取得したことが分かった。

ブラックロックの日本法人、ブラックロック・ジャパンが12月20日、関東財務局に大量保有報告書を提出した。

ブラックロック・ジャパンなどグループ6社がそれぞれ株を保有している。保有の目的は「純投資(顧客および投資信託等の資産運用目的)」と説明している。取得相手や取得額は不明。

いすゞは今年9月末時点で、信託銀行など金融機関を除くと、三菱商事が株式の8.12%、伊藤忠自動車投資が6.81%、トヨタ自動車が5.02%を所有していた。ブラックロックグループの保有分はトヨタを上回り、主要株主に浮上したとみられる。

(藤原秀行)

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