日販、自家配送コース再編でトラック積載率を30%から40%まで改善

日販、自家配送コース再編でトラック積載率を30%から40%まで改善

走行距離は1日当たり1550km短縮、CO2排出削減も成果

出版取次大手の日本出版販売(日販)は2023年12月25日、出版物の流通効率化の取り組みに関する進捗状況のリポートを公表した。

自社で書店に届けている配送コースを再編し、2022年7月から23年10月にかけ、トータルで316から274まで42コース削減。このうち、首都圏は235から199まで絞り込んだ。その結果、トラックの走行距離を1日当たり全体でコース再編前から1550km減らせた一方、トラックの積載率は30%から40%へ10ポイントアップした。

日販は23年度中に首都圏と関西であと数コースを削減できるとみており、「今後も効果が見込めるエリアの調査・実施に引き続き取り組む」と説明している。

走行距離短縮に伴い、配送時の温室効果ガス排出量は22~23年度に612tのCO2を減らせたと計算。当初目標に設定していた年間削減541tを1年半で1割程度上回ったと成果を強調している。

(藤原秀行)

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