ロジスティード、グループ開発のAMRを物流センターに導入

ロジスティード、グループ開発のAMRを物流センターに導入

千葉・柏で16台、人の歩行距離削減可能

ロジスティードは9月11日、グループのロジスティードソリューションズが開発した自律移動型協働ロボット(AMR)「AutonMate(オートンメート)」を自社物流センターに導入、稼働を開始したと発表した。

千葉県柏市のロジスティード東日本 柏の葉営業所に16台採用した。作業動線の最適化による省人化を進めていきたい考え。

AutonMateを使ったピッキングは、作業者と複数のAutonMateが連携して実施。複数のAutonMateが常に作業者に対して先回りして待ち構え、作業者はその中から最も効率の良いロケーションを指示に従い移動してピッキングする。

複数のAutonMateと連携して動くことにより、人の歩行距離を減らせると見込む。


(プレスリリースより引用)

大量のロボットを効率的に動かす「群制御」により渋滞のない最短経路で棚間を移動してピッキングをアシストする。ロボットの専用エリアが不要なため、導入時の庫内レイアウトの変更は不要で、初期コストを抑制できると見込む。

庫内マップ作成やパラメーター設定はコントローラーを使ってユーザー自身で行えるため、庫内レイアウト変更が容易でランニングコストを減らせるとみている。

(藤原秀行)

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