伊藤忠グループが物流施設開発で北海道進出、第1弾は千歳市

伊藤忠グループが物流施設開発で北海道進出、第1弾は千歳市

1.6万㎡、27年春竣工見込む

伊藤忠都市開発は1月22日、親会社の伊藤忠商事と共同で、北海道千歳市で物流施設「(仮称)アイミッションズパーク千歳」を開発すると発表した。このほど、開発用地を取得した。

伊藤忠グループが北海道で物流施設開発を手掛けるのは初めて。千歳市は半導体工場の進出などで今後も物流センターの需要増が見込めるため、北海道進出を決めた。2027年春の竣工を見込む。

 
 

開発用地は、千歳市の工業団地「千歳美々ワールド」(産学官連携の研究開発拠点かつ半導体工場予定地)から約4km。道央自動車道の千歳ICから約5kmに位置している。

地上2階建て、延床面積は1万6120㎡を想定しており、約1000坪~2000坪の区画割りを可能することで、半導体関連をはじめ多様なニーズに柔軟に対応する。セキュリティシステムや非常用発電機を導入し、災害時にも稼働可能な設備を目指す。

2026年春の着工、27年春の竣工を目指す。

■物件概要

名 称 (仮称)アイミッションズパーク千歳
所 在 地 北海道千歳市流通 1 丁目
交 通 道央自動車道「千歳 IC」から約 5km
敷地/延床面積 約 17,366 ㎡(約 5,253 坪)/約 16,120 ㎡(約 4,876 坪)(地上 2 階建)
竣 工 予 定 2027 年春

(藤原秀行)

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