大和物流、プロロジスが岡山で開発中の3.5万㎡物流施設を1棟借りへ

大和物流、プロロジスが岡山で開発中の3.5万㎡物流施設を1棟借りへ

中四国の広域ハブと「2024年問題」対策拠点として運用想定、今年8月竣工予定

プロロジスは1月23日、岡山市で開発を進めている物流施設「プロロジスパーク岡山」に関し、大和物流が1棟借りすることが決定したと発表した。このほど、賃貸借契約を締結した。

同施設は当初、マルチテナント型物流施設として計画していた。今年8月の竣工に先立ち、大和物流が地上4階建て、約3万5000㎡のフロア全てを賃借することにした。

 
 


「プロロジスパーク岡山」完成イメージ(プロロジス提供)

大和物流は中四国エリアへの広域配送ハブとして利用するとともに、関西と九州の中間地点に位置する立地を踏まえ、「物流2024年問題」に対応するための戦略拠点としても活用する予定。

開発地は山陽自動車道と瀬戸中央自動車道の早島ICまで約3.5km、山陽道の倉敷ICから約9km。2時間圏内で中四国エリアの主要都市をカバーできる。関西・中四国の各大都市圏の中間点に位置し、山陰方面への配送もカバーできるため、「物流2024年問題」への対応も含め中四国エリアの物流ハブとして活用が期待できる。

(藤原秀行)

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