国交省が検討会で提案、官民協議会立ち上げも
国土交通省は3月6日、既存の道路インフラを活用し、自動で荷物を輸送する「自動物流道路」の実現に向け、必要な機能や克服すべき課題などを議論する有識者らの検討会(座長・羽藤英二東京大学大学院工学系研究科教授)を開催した。
国交省が今後の議論の進め方として、2025年度中に民間が主体となったビジネスモデルの在り方や必要となる要素技術などを協議する官民協議会を立ち上げるとともに、既存の施設を活用して模擬的な空間を設置、実証実験を行うことを提案した。
27年度中に、より現実に近い環境として、新東名高速道路の建設中区間を使った社会実験を行うことを目指す方針も示した。
(藤原秀行)