自社開発第4弾、26年5月竣工予定
中央日本土地建物グループは5月19日、傘下の中央日本土地建物が岩手県金ケ崎町で物流施設「LOGIWITH(ロジウィズ)北上金ヶ崎」の開発を始めたと発表した。
地上2階建て、延床面積は約1万9800㎡、1フロア当たり約9,900㎡を確保する(事務所部分を含む)。両面バースを備え、効率的な荷物の積み降ろしを可能にする。竣工は2026年5 月の予定。
東北自動車道の北上金ヶ崎ICから2.9km、車で約5分の場所に位置。釜石自動車道や秋田自動車道へのアクセスにも強みを持ち、東北各県へ直接配送が可能な立地とみている。
周辺には自動車部品や半導体、医薬品などの工場が集積しており、保管・配送の需要が見込まれるという。
中央日本土地建物は22年5月、本格的に物流施設開発事業へ参入。23年6月に「LOGIWITH厚木」(神奈川県厚木市)、23年12月に「一宮物流センターⅡ」(愛知県一宮市)、24 年4月に「LOGIWITH 八王子」(東京都八王子市)がそれぞれ完成した。
さらに、25年2月に着工した「LOGIWITH綾瀬」(神奈川県綾瀬市)の竣工が26年4月(予定)に控えるほか、大阪府寝屋川市でも流施設用地を取得済み。
倉庫の南側高は床式、北側は低床式とし、テナントの駒かなニーズに対応できるよう工夫。庫内の積載荷重は2.0t/㎡(1階)を確保し重量物にも対応可能で、幅広い荷物を保管することができる。両面バースを備えた設計により、トラックの出入りがスムーズになると想定している。
建物外観イメージ(低床側)
建物外観イメージ(高床側)(いずれもプレスリリースより引用)
(藤原秀行)