SGシステム、既存システム生かして導入可能なWESの提供開始

SGシステム、既存システム生かして導入可能なWESの提供開始

中堅・中小企業の倉庫運用をドラッグ&ドロップで設計

SGシステムは4月23日、自社設計が可能な新たな倉庫運用管理システム(WES)「Biz-Logi WES」の提供を4月に開始すると発表した。

既存システムでは対応しきれない運用面を補完する役割を担い、現在のシステム環境を生かした倉庫運用の効率化を実現できると想定。



ドラッグ&ドロップによる直感的な操作で作業設計や運用が行える上、専門的なプログラミングスキルを必要としないため、リソースに制約のある中堅・中小企業でも自社業務に即した運用が可能と見込む。

ローコードベースで開発しているため、追加開発が必要な場合でも、従来のスクラッチ開発と比較して、導入コストを40%以上削減できると見積もっている。

新システムにおける、倉庫作業に関する設計機能および当該設計に基づく作業指示の生成に関する技術は特許出願中。


(プレスリリースより引用)

WMS(倉庫管理システム)をはじめとするさまざまな上位システムと柔軟に連携できるよう設計。上位システムでは対応しきれない、具体的な作業の進め方や実施方法の設計を「Biz-Logi WES」で管理し、運用面をカバーする。

出荷先や明細数、ロケーションなどの条件を、ユーザー自身が簡単な操作で設定できる。配送・納品条件などに応じて作業内容をグルーピングした作業バッチを設計し、作業のしやすさを実現できると想定している。



販売チャネルや荷主ごとに異なる、作業の種類と順序などの作業フローをパターン登録できる。個々に対応した帳票や作業データを自動生成し、業務の標準化と効率化を支援する。

ピッキング、名寄せ、検品などの基本機能に加え、帳票やコード、画面表示項目などを自由に設定可能。

新システムは、2027年度中にSaaS型で提供を予定している。今後は、ローコード開発基盤を活用し、ユーザー自身が業務特性に応じた独自機能を設計・開発できるサービスの提供も進める。

さらに、2025年11月に開始したデジタルツインを活用した物流コンサルティングで得たシミュレーション結果を「Biz-Logi WES」と連携させ、実運用へ反映することで、デジタル世界と実世界をつなぎ、倉庫運用の高度化を推し進める。

(藤原秀行)

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