応募は買い付け予定数下限の0・17%にとどまる
DCMホールディングス(HD)は12月12日、島忠に対して実施してきたTOB(株式公開買い付け)が成立しなかったと発表した。
TOBは10月5日から12月11日まで行ったが、応募があったのは買い付け予定の下限数のわずか0・17%相当の3万2345株にとどまった。
島忠に対しては、ニトリホールディングスも12月28日までの予定でTOBを実施しており、DCMHDより高い買い付け価格を設定している。ニトリHDの買収が成立する公算が一段と大きくなった。
(藤原秀行)