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ニチレイ、低温物流事業で冷凍帯のAGV運用実証実験へ

ニチレイ、低温物流事業で冷凍帯のAGV運用実証実験へ

業務革新施策、RPA化は27時間目標

ニチレイは5月11日にオンラインで開催したメディア向けの2021年3月期決算会見で、ニチレイロジグループ本社を軸とする低温物流事業で続けている業務革新施策に関し、21年度(22年3月期)は新たに、冷凍帯でのAGV(自動搬送ロボット)導入の実証実験を開始することを明らかにした。

20年度(21年3月期)は庫内ラックの設置や無人フォークリフトの実用化、チルド帯でのAGV実用化などを進めてきた。21年度は機械化の領域を冷凍帯まで広げていく構え。

ニチレイの大櫛顕也社長はオンライン会見で「慢性的に労働力不足は今後も続いていくと思われるので、人が足りなくなったところは業務革新で生産性も挙げながら補っていきたい」と強調。AGV導入などの施策は各地の拠点へ横展開していきたいとの考えを示した。


大櫛社長(ニチレイ提供)

業務革新では、事務作業の領域でRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入を積極的に進めており、年間で18万時間の業務を自動化できたと説明。21年度はさらに拡大して年間ベースで27万時間に増やしていくことを目標に設定している。

また、庫内作業の生産性改善へタブレット端末をこれまでに50拠点に導入、検品作業の時間を30%、事務作業は50%削減できたという。21年度はAI(人工知能)による商品の賞味期限管理の本格運用や二次元コード読み取りによる貨物配置を推し進めていく予定。

車両管理はトラック予約機能を30拠点で導入しており、今後は同機能とAIによる自動配車システムの連携を強化していく方向。

(藤原秀行)

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