三井物産デジタル・アセットマネジメント、神戸市の物流施設「六甲アイランドDC」対象の私募ファンドAM業務開始

HAVIサプライチェーンが運営、Jリートのみらいが運用

三井物産傘下でブロックチェーン（BC）技術を使い、証券をデジタル化して安全に取引できるようにする「デジタル証券」を手掛ける三井物産デジタル・アセットマネジメントは10月8日、神戸市の既存物流施設「六甲アイランドDC」を投資対象とする私募ファンドのアセットマネジメント業務を開始したと発表した。

同社は証券会社・運用会社としてのライセンス登録に加えて、10月1日付で各自主規制機関への加入が完了し、正式に金融商品取引業者として営業を開始した。

六甲アイランドDCは三井物産と大手外食チェーンが連携して開発した専用物流施設。同チェーンの関西地区約600店舗の事業継続に必要不可欠な重要機能を担っている。自動立体倉庫システムを導入し、3温度帯（冷凍・冷蔵・常温）に対応している。

数多くの食品、物流企業が拠点を構える神戸市沖の人工島・六甲アイランド内に位置し、京阪神エリアを中心に西日本を広域にカバーできる立地。テナントのHAVIサプライチェーンは、米国シカゴに本社を置くグローバルサプライチェーン企業で、大手外食チェーンの全世界の物流を一元管理している。

六甲アイランドDCはJリートの投資法人みらいがポートフォリオに組み込んでいる。

（画像はプレスリリースより引用）

（ロジビズ・オンライン編集部）