eコマース向け需要が堅調維持、2年連続プラス
SGホールディングスが4月8日公表した3月のデリバリー事業取扱個数実績（速報値）によると、傘下の佐川急便が手掛ける飛脚宅配便は前年同月比2.3％増の1億2700万個で、5カ月続けてプラスを記録した。
eコマース向けを中心とした需要が引き続き堅調だった。
その結果、2021年度は前年比1.6％増の13億6900万個に達した。20年度に続いて２年連続で前年実績を上回った。19年度は決算期を変更しているため、単純比較ができない。
3月は「飛脚ラージサイズ宅配便」などを含めた全体でも2.3％増の1億2700万個となり、5カ月連続で増加した。21年度の累計は1.4％増の14億2300万個だった。
（藤原秀行）
