商船三井、フェリー・内航RORO船事業のグループ2社を10月1日付で統合へ

商船三井、フェリー・内航RORO船事業のグループ2社を10月1日付で統合へ

国内最大の事業会社に

商船三井は2月13日、グループでフェリー・内航RORO船事業を担う商船三井フェリーとフェリーさんふらわあを、10月1日付で統合すると発表した。

商船三井フェリーが存続会社となり、新たな体制に移行する。新会社は国内最大規模のフェリー・内航RORO船事業会社になる見通し。


フェリーさんふらわあが運航する「さんふらわあ くれない」


商船三井フェリーが運航する「さんふらわあ ふらの」

商船三井は4月に「ウェルビーイングライフ営業本部」を新設し、フェリー・内航RORO船事業や不動産・クルーズ・その他事業を同営業本部内に配置。当社事業の柱の1つに位置付けていく方針。

2社を統合・集結させることで、事業基盤の強化と経営効率化を図る。新会社の社名など詳細は今後詰める。

【新会社概要(予定)】
会社名 :未定(決定次第、開示予定)
所在地 :東京都千代田区外神田1-18-13
事業所 :札幌、苫小牧、大洗、大阪、神戸、福岡、苅田、大分、別府、熊本、宮崎、志布志、鹿児島
株主 :当社100%
事業内容 :一般旅客定期船事業、内航運送業、貨物利用運送業、旅行業 他
営業開始 :2023年10月1日

(藤原秀行)※写真は商船三井提供

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