霞ヶ関キャピタル、千葉・船橋で賃貸型冷凍・冷蔵倉庫が竣工

霞ヶ関キャピタル、千葉・船橋で賃貸型冷凍・冷蔵倉庫が竣工

2105坪、自然冷媒採用に環境に配慮

霞ヶ関キャピタルは2月28日、開発用地のソーシングと企画立案を手掛け、アセットマネジメント業務とプロジェクトマネジメント業務を受託している物流施設「LOGI FLAG COLD 船橋Ⅰ」(千葉県船橋市)が同日竣工したと発表した。

冷凍・冷蔵倉庫が集積している千葉湾岸エリアの中心に位置し、東関東自動車道の湾岸市川ICから約2km、都心部から20km内の立地。

延床面積は約2105坪(冷蔵:568坪、冷凍:1371坪、事務所など:165坪)のボックス型倉庫4層で、2030年のフロン規制を見据え、CO2を使った自然冷媒の冷凍機を採用、環境に配慮している。

庫内には垂直搬送機2基、貨物用エレベーター1基を設置。垂直搬送機はかご車、パレット併用可能なタイプを取り入れており、貨物用エレベーターは一度に6パレットを搬送できるため、運用面や作業面で利用者にメリットのある設備と説明している。

躯体の防熱はウレタン吹付を施すことにより梁下有効高で5.5mを確保し、床荷重は1.5t/㎡。高い保管能力と幅広い荷物の保管に適したスペックを有している。

環境配慮の一環として、全館でLED照明を採用したり、屋上には太陽光パネルを設置したりしており、電気代の節約や省エネルギーが見込めると強調している。

施設概要

(藤原秀行)※いずれも霞ヶ関キャピタル提供

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