大和ハウス、宮城・利府町で2.1万㎡のマルチテナント型物流施設着工

大和ハウス、宮城・利府町で2.1万㎡のマルチテナント型物流施設着工

仙台北部道路のIC近接、24年3月末竣工見込む

大和ハウス工業は3月2日、宮城県利府町で3月1日にマルチテナント型物流施設「DPL仙台利府Ⅱ」(地上2階建て、延床面積2万982㎡)の工事に着手したと発表した。2024年3月末の竣工を見込む。


外観パース(左は「DPL仙台利府Ⅰ」、右は「DPL仙台利府Ⅱ」)

これまで宮城県で合計11棟、総延床面積約23万㎡の物流施設を開発してきた。「DPL仙台利府Ⅱ」は2022年3月に竣工し、既に満床となっている「DPL仙台利府Ⅰ」(延床面積4万8565㎡、2月末時点)に隣接している。

新施設は東北自動車道の富谷JCTと三陸自動車道の利府JCTを結ぶ仙台北部道路の利府しらかし台ICに近接。仙台駅から約17km、仙台港から約12km、仙台空港から約31kmと、仙台市街地への近距離配送に加え、国内外の広域輸送や物流拠点として優れた場所に位置している。

近隣には住宅地が広がるなど、利便性の高い職住近接の就労環境が整っている。

最大4テナントが入居可能な設計を採用。2階へ直接アクセスが可能なスロープを設置し、効率的な物流オペレーションを可能にする。


広域地図 詳細地図

2階に直接アクセスが可能なスロープを設置したり、トラックバース42台分を設け、荷捌きスペースを確保したりするなど、ワンフロアで効率的なオペレーションを可能にしている。

降雪時の対策として、スロープ部にロードヒーターを設置。併せて、トラックバースを南向きに配置し、2階の車路部には屋根を設けるなど、地域特性を考慮した。

■建物概要
名称:「DPL仙台利府Ⅱ」
所在地:宮城県宮城郡利府町沢乙字白石沢32番72、73
交通:仙台北部道路「利府しらかし台インターチェンジ」まで約1km
敷地面積:16,154.78㎡(4,886.82坪)
延床面積:20,982.78㎡(6,347.29坪)
賃貸面積:16,807.87㎡(5,084.38坪)
入居テナント数:最大4テナント、1区画約2,850㎡~ご入居可能
構造・規模:鉄骨造・地上2階建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:DPL開発2特定目的会社(大和ハウス工業株式会社100%出資特定目的会社)
設計:株式会社フクダ・アンド・パートナーズ
施工:株式会社安藤・間
着工日:2023年3月1日
竣工予定日:2024年3月31日(予定)
入居予定日:2024年4月1日(予定)

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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