JFEHDが川崎の製鉄所一部土地20.8万㎡をニトリへ売却決定、物流施設などに活用検討か

JFEHDが川崎の製鉄所一部土地20.8万㎡をニトリへ売却決定、物流施設などに活用検討か

24年12月引き渡し予定

JFEホールディングス(HD)は3月7日、傘下のJFEスチールが川崎市に構えている東日本製鉄所京浜地区の土地の一部20万7913㎡をニトリに売却すると発表した。

同製鉄所は高炉など主要設備の稼働を今年9月に休止する予定。JFEHDは土地の有効活用を図る。

3月末に契約を締結し、引き渡しは2024年12月下旬を見込む。売却予定額は開示していないが、JFEHDは25年3月期連結財務諸表で固定資産売却益450億円程度を計上する見込み。

当該の土地は同製鉄所京浜地区の約3%を占めている。現在、倉庫として活用している。

ニトリは取得後の用途など詳細を明らかにしていないが、物流施設などとしての活用を念頭に置いているとみられる。

(藤原秀行)

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