現地メーカーのシステム導入、安全性向上など期待
郵船ロジスティクスは12月22日、米国法人Yusen Logistics（Americas）が現地のPickle Robot Company（ピックル・ロボット・カンパニー）と戦略的パートナーシップ契約を締結、同社が提供する荷降ろし作業自動化システム「Pickle Unload Systems」を導入したと発表した。
海上コンテナから鉄道トレーラーなどへ貨物を詰め替えるトランスロードサービスで、倉庫オペレーションの効率化と作業安全性の向上を図る。
ピックル・ロボットは2018年設立。生成AIや最先端のロボット工学を活用し、トレーラーや海上コンテナの荷降ろし作業自動化など、倉庫オペレーションにおける自動化システムの開発、製造、販売を手掛ける。
倉庫作業員の手で行っている荷降ろし作業を、同社が提供するシステムが担うことで、安定的で効率的な作業を実現できると見込む。
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米国法人はカリフォルニア州ロングビーチのトランスロードサービスで、Pickle Robotの荷降ろし作業自動化システムを採用、今年9月に運用を始めた。システム導入によって海上コンテナなどから荷降ろしする際の作業の安全性が向上し、従業員がより専門性の高い業務に従事できるようになったという。
作業の様子（プレスリリースより引用）
（藤原秀行）
