ZAICOがスマホ撮影だけでAIが物品を自動識別する技術で在庫管理時間を15分の1に短縮可能

ZAICOがスマホ撮影だけでAIが物品を自動識別する技術で在庫管理時間を15分の1に短縮可能

特許取得

クラウドベースの在庫管理システム「zaico」(ザイコ)を手掛けるZAICO(ザイコ、山形県米沢市)は4月23日、スマートフォンで撮影した物品をAIが自動識別し、在庫の特定からデータの登録・更新までを円滑に完結する技術の特許を取得したと発表した(特許第7849097号)。

深刻化する人手不足や属人化といった現場の課題に対し、専門知識不要で誰でも使えるソリューションとして、製造業をはじめ幅広い業種・業界への普及を目指す。



当該技術は、画像認識とOCR(光学式文字読み取り)を独自に組み合わせたzaicoの機能「撮るだけAI在庫管理」に搭載している。


(ZAICO提供)

スマホで物品を撮影すると、AIが登録済みデータと自動比較し、類似する物品の候補を瞬時に提示。候補をタップして既存の在庫データを更新(入出庫・棚卸)し、データ未登録の場合は新規登録する。

操作性を高め、現場知識の少ない新入社員やアルバイトスタッフでも迅速に作業を完了できるようにしている。

通常、画像認識AIを実用化するには、導入前に大量のデータを用いた事前学習が必要となり、多くの手間と時間を要する。当該技術は事前学習が不要なため、導入初日からすぐに運用を開始できるのがメリット。

生成AIを活用した画像認識では、結果が出るまでに10秒程度の待機時間が発生することが多く、現場作業が滞る原因になりかねない。当該技術は待機時間がほぼなく、瞬時に物品を識別できるため、忙しい現場の負担低減と継続的な運用が期待できると見込む。



取得特許の基本情報

特許番号

特許第7849097号

発明の名称

プログラム、管理方法、管理装置、及び管理システム

特許登録日

令和 8年 4月 13日

特許権者

山形県米沢市大字花沢331 株式会社ZAICO

発明者

田村 壽英

(藤原秀行)※いずれもZAICO提供

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