シード期の最大10社を1期生として募集、9月オープン予定
寺田倉庫は4月17日、東京・天王洲エリアにスタートアップ、ベンチャーを誘致し、水辺とアートの街をビジネスイノベーション拠点とするプロジェクト「Isle of Creation TENNOZ」を始動させると発表した。
新プロジェクトは主にシード期を対象にしたスタートアップの成長を支援するインキュベーション事業「Creation Camp TENNOZ」と、スタートアップが成長する過程で必要となるオフィスや共有施設を提供するワークプレイス事業「Creation Hub TENNOZ」の2つで構成。
第一弾として、倉庫空間をリノベーションしたインキュベーション施設「Creation Camp TENNOZ(クリエイション・キャンプ天王洲)」の1期生募集を開始する。
オフィスとしての施設利用は2年間無償で、寺田倉庫からの1社1000万円出資、投資家や事業会社のメンターなど、主にシード期のスタートアップを対象にサポートすることで起業家を応援する。
応募期間は同日から5月31日まで。一次、二次選考を経て7月末~8月初旬に最終選考で最大10社を決定する予定。選ばれたスタートアップの「Creation Camp TENNOZ」への入居は9月になる見通し。
(藤原秀行)※いずれも寺田倉庫提供