海事協会から基本設計承認を取得
商船三井は4月22日、ウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)を3基搭載した液化CO2輸送船に関し、一般財団法人日本海事協会(ClassNK)から基本設計承認(AiP)を4月14日付で取得したと発表した。
同船は韓国のサムスン重工業と共同で開発を進めてきた。液化CO2の国際輸送の際、風力を活用することで燃料消費量と温室効果ガスの排出量をいずれも削減することを目指す。

ウインドチャレンジャー3基搭載の液化CO2輸送船(イメージ)
液化CO2の国際輸送を想定し、貨物槽の容積は4万㎥を想定。操船設備や居住区を船の前方にまとめて操船に必要な視界を確保し、3基のウインドチャレンジャーを搭載できるよう工夫している。
併せて、エンジンルームへのアクセスや航海灯、救命艇の配置など、安全性に配慮した設計を取り入れている。ウインドチャレンジャーは、伸縮・回転が可能な硬翼帆を自動制御することで、安全な航海を維持しながら風力を推進力として使えるようにする。

液化CO2輸送とCCSバリューチェーン(イメージ)
<本船概要>
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全長/全幅 |
約224m / 35.2m |
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AiP発行船級 |
ClassNK |
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貨物槽容積 |
40,000 m3 |
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ウインドチャレンジャー仕様 |
基数:3基 高さ:最大約49m(3段式) 幅:約15m 帆の材質:繊維強化プラスチック |
(藤原秀行)※いずれも商船三井提供











