名港海運も「ホワイト物流」運動に賛同

名港海運も「ホワイト物流」運動に賛同

荷主側の施設面改善など12項目を選択

名港海運は12月25日、政府が物流事業者や荷主企業と連携してトラックドライバーの就労環境改善などを目指す「ホワイト物流」推進運動に賛同すると発表した。運動の事務局へ自主行動宣言を提出した。

宣言では取り組む項目として、「物流の改善提案と協力」「予約受付システムの導入」「パレット等の活用」「荷主側の施設面の改善」「高速道路の活用」「船舶や鉄道へのモーダルシフト」「物流システムや資機材の標準化」「契約の相手方を選択する際の法令順守状況の考慮」「荷役作業時の安全対策」「物流を考慮した建築物の設計・運用」「女性ドライバー専用施設の充実」「配車業務の効率向上」の計12項目を選択している。

具体策として、物流施設の集約・増設・レイアウト変更などを行い、荷待ち時間や荷役時間を短縮することや、新規に建築する倉庫施設は物流総合効率化法への対応など作業効率向上を考慮して設計・運用することを列挙している。

(藤原秀行)

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