日立物流、米KKRと日立の2社株主体制移行が確定

日立物流、米KKRと日立の2社株主体制移行が確定

臨時株主総会、2月28日付の株式併合を承認

日立物流は2月2日、東京都内の本社で、臨時株主総会を開催した。

総会は同社が株主を米投資ファンドKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)の関係会社と日立製作所の2社のみにするために提案した、少数株主の保有分も含めて株式を2月28日付で併合することを承認した。

最終的にKKRが株式の90%、残る10%を日立製作所がそれぞれ保有する体制に移行することが確定した。日立物流の株式は2月24日付で東京証券取引所プライム市場への上場が廃止となる見通し。

日立物流は4月1日付で社名を同社が掲げている物流変革のビジネスコンセプトと同じ「ロジスティード(LOGISTEED)」に変更、本格的に新体制をスタートさせる。

(藤原秀行)

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