野村不動産HD社長に野村證券出身の新井副社長が昇格へ

野村不動産HD社長に野村證券出身の新井副社長が昇格へ

沓掛氏は代表権ない会長に、23年4月1日付

野村不動産ホールディングス(HD)は12月14日、沓掛英二社長(62)が代表権のない会長となり、後任に新井聡副社長(57)が昇格する人事を発表した。2023年4月1日付。

永松昌一会長(64)は同日付で取締役となった後、23年6月下旬開催予定の定時株主総会を経て退任する。併せて、23年4月1日付で傘下の野村不動産顧問に就く。


新井次期社長(野村不動産HD提供)

新井氏はグループCEO(最高経営責任者)も引き継ぐ。沓掛氏は同日付で傘下の野村不動産会長を退いて同社取締役となり、後任の会長職は新井氏が兼務する。

新井 聡氏(あらい・さとし)1988年東京大学経済学部卒業後、野村證券(現野村ホールディングス)入社。執行役員、常務執行役員、専務執行役員兼野村HD執行役員、野村證券副社長を経て2022年4月野村不動産HD顧問兼野村不動産取締役、同年6月より野村不動産HD副社長兼野村不動産取締役。愛知県出身。

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事