イー・ロジット、レンゴー開発の環境負荷低い「SEW」梱包資材に切り替え

イー・ロジット、レンゴー開発の環境負荷低い「SEW」梱包資材に切り替え

表ライナ部分が古紙100%

イー・ロジットは12月19日、従来の梱包資材を、レンゴーが開発した段ボールの表ライナ部分が古紙100%となるSEW(Smart Eco White)の梱包資材に切り替えると発表した。


(イー・ロジット提供)

同社は梱包作業時から配送時まで商品を丁寧に扱ってもらえるよう、一般的な茶色ではなく、あえて傷や汚れが目立つ白色の段ボールを標準的な梱包資材として使用してきた。

その後、EC・通販市場の規模は右肩上がりで伸び続け、オンラインショッピングが日常となった現在、直面する梱包資材のごみ問題に対し、SDGsの観点から社会と環境に貢献できることはないか考えた結果、まず梱包資材を見直すことにした。

レンゴーが開発した、SEWの原紙が表ライナ部分に使用されている資材へ切り替えることにより、イー・ロジットが設立当初から持つ配送品質へのこだわり自体は維持しつつ、環境に配慮された白系の段ボールへと生まれ変わる予定。

今回のSEWの資材を使用することをきっかけに、使用頻度の高い形状に集約し、資材コストの適正化にも配慮する。

現在使用している梱包資材は在庫がなくなり次第、順次新しいSEWの資材に切り替え、クライアント企業へSEWの資材利用の提案も進める。

(藤原秀行)

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